心がエネルギーをつくる
今日は、「心」と「エネルギー」について、お話しします。
東洋医学では、私たちの体内には気エネルギーが流れているとされ、そのエネルギーが生命活動の源泉になっていると考えられています。
エネルギーは、心と密接につながっています。その原理を「心生気」といいます。
心生気とは、「心がエネルギーを生み出す」という意味です。例えば、愛する人のことを考えると、その人にエネルギーが送られます。また、仕事について考えると、仕事にエネルギーが向けられます。
心が一つのことに集中すれば、それだけエネルギーの力が強くなります。物事を達成しやすくなります。
逆に、雑念などによって心が散漫になっていると、エネルギーも分散されてしまいます。体も消耗しやすいです。
心が自分の体の中に向けられていると、体内にエネルギーがたまります。それによって、健康的で力強い身体を保ちやすくなります。
瞑想のトレーニングなどを通して、自分の望むところに心を置けるようになれば、エネルギーを効率よく使うことができます。
心生気の原理には、もう一つの側面があります。それは「心の状態によってエネルギーは常に変化する」ということです。
つまり、ポジティブな思考や感情でいると、エネルギーもポジティブなものになります。ネガティブな考えをすると、ネガティブなエネルギーが発生します。
ポジティブなエネルギーは、体や脳によい影響を与えます。ネガティブなエネルギーは脳や体にダメージを与えます。
心を愛情で満たせば、明るく強いエネルギーが生じ、活気に満ちた日々を送ることができます。自分が願う仕事に集中し、成果を出しやすくなります。
国家においてエネルギー政策は極めて重要ですが、同じように、人間もエネルギーを上手に管理・運営することが大切です。
人は誰しもネガティブな心とポジティブな心の両方を持っています。ある瞬間は意識が明るく、ある瞬間は暗いこともあります。
大事なのは、自分の心の「主」である私たち一人一人が、どのような状態で生きていくのかを選択することです。ポジティブマインドが中心なのか、ネガティブマインドが中心なのかで、その人の意識のレベルも決まります。
今日もよいエネルギーで元気な一日をお過ごしください!
https://earthcitizen.jp/ より
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